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京阪の6000系は、複電圧車として、
登場したというのをご存じでしょうか。 軌道法で出発した京阪は、1983年まで なんと600V(=路面電車級)だったのです。 それでいて7両編成の冷房車が、 複々線の本線をがんがん走っていたのですから、 それはほんとにすごいことだったというべきでしょう。 さて,昇圧から5年後、1988年に増備された6次車は 当然1500V車ですが、 京都よりの4両ユニットをVVVF制御にしたのです。 左の写真がそれですが、 同じ箱形の出っ張りを3つ連ねた床下の機器を ご確認いただけるでしょうか。 旧6014(関目駅) 新6014(左)と6064(右) (枚方公園駅) 前後で顔が違います。 7004(左)と7054(右) (鳥羽街道駅付近) これも前後で顔が違います。 一方7000系は、鴨東線開通に伴う新車として1989年デビューしました。 6014での実績を元に当初よりVVVF制御が搭載されていますが、 1993年に登場した第4編成では、 6014の試作ユニットをふくむ3両を7000番台に改番し京都寄りに編入してしまいました。 VVVF制御は7000系、界磁位相制御は6000系とすっきりさせたわけです。 同じく1993年、穴埋めのため新6014ほか3両が新製されます。 わざわざ旧型の6000系のデザインにするわけもなく7000系のを引き継いでいます。 そんなわけで6000系の顔をした7000系と、 7000系の顔をした6000系が存在するということになってしまったのです。
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