鉄道写真管理局下津井電鉄 2001型 メリーベル
平成2年12月廃止JS3VXWのHPです
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2005.3.21UP
撮影難易度 (C)
 
下津井電鉄 2001形メリーベル号
クハ2101-サハ2201-モハ2001下津井駅

悲運の新造軽便電車 下津井電鉄 2001形メリーベル号

昭和63年4月 瀬戸大橋の開通に合わせて、
下津井電鉄は観光鉄道として生まれ変わるべく、
27年ぶりの新車を製作しました。
 大正ロマンのイメージコンセプトをふまえ、
Wルーフに、展望デッキ、そして正面にベルを
取り付けたことからメリーベルの愛称をもつこの電車は、
ナローゲージ初の冷房車であることに加えて
揺れを少なくする台車を導入するなど
ナローゲージの傑作ともいうべき
野心作だったといえるでしょう。

 しかし悲しいかな、平成2年12月末
下津井電鉄の廃止とともにりメリーベルは、
僅か2年あまりで消えてゆきました。
あまりといえばあまりに短い生涯といえるでしょう。

しかし十数年の歳月を経て、
メリーベル号の復活が実現するかもしれません。
 近鉄北勢線を引き継いで営業を始めた三岐鉄道が
下津井駅に保存されている同車を復活させようと
動き始めたのです。

 写真は撮ったが、乗車する機会がありませんでした。
是非ともその乗り心地を味わいたいものです。

メリーベル号とバスガイドのお姉さん 
 バスガイドのおねえさんが
乗車しています。
 観光バスが下津井駅へ乗り入れ、
そのままバスガイドさんとともに
観光客は、メリーベルからの
瀬戸大橋の眺めを満喫した
というわけです。
 
 こういう取り組みも実を結ばなかったのは残念なことです。

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