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5000系の先行試作車となる700系700系は、1972年に、1編成のみ製造された600系と瓜二つの標準型通勤車です。600系と同じく抵抗制御車ですが何が違うのかというと 2両のM車を一組の機器で制御するMM’方式が採用されたという点があげられます。 ク701-モ702-モ703-ク704の1編成しか在籍していないのは、 同じく72年に登場する5000系が、このMM’方式を引き継ぐことになるからです。 いわば5000系の先行試作車的存在だったといえるでしょう。 600系については2両編成が基本なので、 2×9=18両がワンマン化改造され甘木線用となっています。 また、3両編成×1を加え、11両がワンマン化・狭軌化改造を受け 宮地岳線にも転属しています。 600系についてはまだしばらくその活躍をみることができると思われますが 3、4両編成車については、7000系の増備に伴って600系にも廃車が発生しています。 600系第9次車(=最終グループ)とともに登場した700系ですが、 短編成化するのが難しい700系は、遠からず姿を消すのではないでしょうか。 |
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