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 江ノ島電鉄
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2006.1.14UP
江ノ島電鉄 切符
江ノ島電鉄 のりおり君2
鉄道切符管理局
 
 
   江ノ島電鉄 モハ301  江ノ島電鉄 のりおり君1
モハ301 極楽寺検車区

2002年、開業100周年を迎えた、江ノ島電鉄(江ノ電)



むしろ、江ノ電の名で親しまれていると言っていい江ノ島電鉄は、幾度となくその名を改めています。

 明治35年に日本で6番目に開業した「江之島電気鉄道」は
その後、「横浜電気江之島電気鉄道部」「東京電灯江之島線」と名前を変えながら、
昭和3年には、「江ノ島電気鉄道」となります。100形や納涼電車が活躍していたのはこのころです。
この時分には、もうすっかり江ノ電の名で親しまれていたでしょう。

 戦後、「江ノ島鎌倉観光」となり、現在の「江ノ島電鉄」に落ち着いたのは昭和56年のことですが、
利用者にとっては関係なく「江ノ電」以外の何者でもありません。

 さて、そんな「江ノ電」にも廃止が、取り沙汰されたことがありました。
昭和40年代、モータリゼーションにより多くの都市の路面電車が消えてゆきました。
江ノ電でも利用者が低迷。バスへの転換が検討されたのです。

 しかし藤沢市、鎌倉市とも沿線の道路は狭く、鉄道の廃止はいっそうの渋滞を引き起こしかねない
と存続することになったのです。
 
 この判断は大正解でした。その後拡大する東京都市圏は、当沿線を住宅地と化し、
今や「江ノ電」は通勤通学にも欠かせぬ足となっています。
 
また、江之島や鎌倉の大仏様などの観光資源にも恵まれた当線は、観光客にとっても便利な足です。

21世紀となり低迷する多くの地方鉄道を尻目に順調に業績を伸ばしています。

江ノ島電鉄 モハ601モハ601 腰越付近            1983.3.12

  ところで腰越付近に併用軌道(写真上)があることから
路面電車の一員として取り上げられることの多い「江ノ電」ですが、
実は昭和20年に地方鉄道法による鉄道に変更されています。
 
もっとも、従来の隧道などの設備は特例措置として認められたわけですが、
近年架け替えられた橋梁(写真下)などは、地方鉄道法に基づいた立派なものとなっています。

江ノ島電鉄 旧モハ501 旧モハ501  鵠沼付近    1998.8.23
藤沢−鎌倉間、10キロを34分かけて走る「江ノ電」ですが、
変化に富んだ車窓風景は、何回乗っても飽きない楽しいものです。

輸送力の増強にともない、旧型車の大半が、姿を消し 1000形や2000形という、
近代的でスマートな車両が、現在の主力です。
しかし、こういう車両ばかりでは江ノ電の魅力は半減してしまいます。

そんな江ノ電ファンの思いを察してくれたのでしょうか。
「江ノ電」はレトロなムードの新車を相次いで投入してくれました。
一日切符「のりおりくん」はリーズナブルな価格と相まって「鉄チャン」にはありがたい切符です。
近いうちに、腰越の併用軌道をゆくレトロ電車の写真を撮りに行きたいものと思っています。



   
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