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千葉急行は、92,4,1に千葉中央ー大森台間が開業しました。
その際京成電鉄より92.1.16に借り入れたのがこの車両です。
しかしこの車両は京成電鉄の車両ではなく、
京急車両工業からリースしている元京急デハ1000形で、又貸しということになります。
なお千葉急行入りするにあたって、ごらんの通りブルーに塗装が改められています。
2年後の94.1.16には京成より3050形(3071〜3074)が入線することになり、
前日の1.15に(1029〜1032)は,姿を消しました(返却)。
その後京成でも、京急でも復活しなかったようです。
見落としたのかもしれませんが、廃車になったというデータすら見あたらないのです。
知っておられる方。いらっしゃいませんか。
 
左の写真を見て、「京急デハ1000と違う!」と見抜かれた方は、スゴイ。
わからなかった方もよく見て頂きたい。前面の貫通路のところに表示板があり、
上の千葉急行と同じです。これは千葉急行1029と時期を同じくして
京成電鉄に貸し出された京成モハ1000形(1037〜1040)なのです。
1029〜も1037〜も都営浅草線で線路がつながっているよしみで、入線したわけですが
ともに4両編成ということから、
都営浅草線に乗り入れて営業運転することはなかったようです。
なお千葉急行を名乗る1029〜ですが車両の保守から運用に至るまで
すべて京成に委託されており、京成の他の4両編成といっしょに運用されていました。
大森台までいけば写真を撮れるという代物ではなかったのです。
関西人である私が、これらを撮影できたのは本当にラッキーなことだったのです。
右下は、オリジナルの京急デハ1000形 1045 Bグループ(初期量産車)の画像です。
参考までに。
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