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北近畿タンゴ鉄道 レインボーリゾート KTR1002-2002北近畿タンゴ鉄道は1988年に新線開業した宮福鉄道が、廃止対象路線となった宮津線を引き受ける形で成立した第3セクターの鉄道会社です。 KTRで始まる形式の気動車は、3系列。 普通列車用の KTR700/800形 特急「タンゴエクスプローラー」用の KTR001〜003形 そして団体、多客時用の KTR1000/2000形 1990年 新生宮津線とともにデビューしました。 新生第3セクターで国鉄時代の中古車両を引き継ぐ例は、 ないではないのですが、 あれほど沢山いたキハ58系を引き継いだ例は、この4両だけです。 JR西日本のエーデルシリーズのうち、展望室付きは、キハ65がベースですが、 KTR1002.2002は、キハ58系をベースに鷹取工場で改造されました。 もちろんここだけに存在した珍車で、私は「エーデル58」と勝手に呼んでいました。 KTR1001/2001は従来のスタイルのままです
1996年3月北近畿タンゴ鉄道に大きな転機が訪れます。 宮福線とともに山陰線(園部ー福知山間)が電化され JR特急「はしだて」「文殊」が天橋立まで乗り入れてくることになったのです。 宮津線に乗り入れていた急行「丹後」や特急「あさしお」は廃止され、 その代替措置としてリレー号が設けられることになりました。 これがKTR8000形「タンゴディスカバリー」です。 2両編成を基本としながらもJR特急との併結を可能にするために ブレーキの読換装置などを装備した最新鋭車両は、 今や北近畿タンゴ鉄道のエース的存在です。 一方、KTR8000形の登場を待たずに95年6月「エーデル58」が 半年後の96年1月にKTR1001編成が消えていきました。 KTR2002は62年1月の生まれですから、33年は走り抜いてきたことになりますが、 せっかく(?)エーデル化したのだから、もう少し長く走って欲しかった…。 ![]() JR183系と併結するKTR8000
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