鉄道写真管理局北近畿タンゴ鉄道 レインボーリゾート号
JS3VXWのHPです。
TOPへ
珍車INDEXへ
切符INDEXへ
リンク集へ
2005.4.17UP
2011/01/02更新

北近畿タンゴ鉄道 KTR2002
KTR2002 天橋立駅 KTR2002
もと キハ58 102(65.3)
KTR1002
もと キハ28 2314(63.9)

北近畿タンゴ鉄道 レインボーリゾート KTR1002-2002

北近畿タンゴ鉄道は1988年に新線開業した宮福鉄道が、
廃止対象路線となった宮津線を引き受ける形で成立した第3セクターの鉄道会社です。

 KTRで始まる形式の気動車は、3系列。
普通列車用の
         KTR700/800形
特急「タンゴエクスプローラー」用の
         KTR001〜003形
そして団体、多客時用の
         KTR1000/2000形
1990年 新生宮津線とともにデビューしました。

 新生第3セクターで国鉄時代の中古車両を引き継ぐ例は、
ないではないのですが、
あれほど沢山いたキハ58系を引き継いだ例は、この4両だけです。

JR西日本のエーデルシリーズのうち、展望室付きは、キハ65がベースですが、
KTR1002.2002は、キハ58系をベースに鷹取工場で改造されました。
もちろんここだけに存在した珍車で、私は「エーデル58」と勝手に呼んでいました。
 

KTR1001/2001は従来のスタイルのままです

北近畿タンゴ鉄道 KTR1001

KTR2001
もと キハ58 592(65.3)
KTR1001
もと キハ28 2198(63.2)
KTR1001 豊岡駅

1996年3月北近畿タンゴ鉄道に大きな転機が訪れます。
宮福線とともに山陰線(園部ー福知山間)が電化され
JR特急「はしだて」「文殊」が天橋立まで乗り入れてくることになったのです。
 宮津線に乗り入れていた急行「丹後」や特急「あさしお」は廃止され、
その代替措置としてリレー号が設けられることになりました。
 これがKTR8000形「タンゴディスカバリー」です。
2両編成を基本としながらもJR特急との併結を可能にするために
ブレーキの読換装置などを装備した最新鋭車両は、
今や北近畿タンゴ鉄道のエース的存在です。
 一方、KTR8000形の登場を待たずに95年6月「エーデル58」が
半年後の96年1月にKTR1001編成が消えていきました。
 KTR2002は62年1月の生まれですから、33年は走り抜いてきたことになりますが、
せっかく(?)エーデル化したのだから、もう少し長く走って欲しかった…。

 北近畿タンゴ鉄道 KTR8000
JR183系と併結するKTR8000

−鉄道車両写真集−
北近畿タンゴ鉄道の気動車たち 



JS3VXWのHPです